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労災保険における療養(補償)給付ついて解説しています。

療養(補償)給付ryouyou

療養(補償)給付とは

労働者が、業務や通勤などが原因で負傷したり、疾病にかかった場合、労災保険で診察や治療を受けることができますが、これを業務災害の場合「療養補償給付」といい、通勤災害の場合は「療養給付」といいます。

「療養(補償)給付」には「療養の給付」と「療養の費用の支給」があり、「療養の給付」は、指定医療機関等で、無料で治療や薬剤の支給を受けることができる現物給付となっています。また、「療養の費用の支給」は近くに指定医療機関等がないなど、何らかの理由で指定医療機関以外の医療機関等で療養を受けた場合に、その療養のにかかった費用が事後に支給される現金給付となっています。
 <図2>

また、「療養の給付」であったとしても「療養の費用の支給」であったとしても給付の対象となる療養の範囲は同じであり、これらの療養(補償)給付は基本的には健康保険に準じています。つまり、治療費や入院にかかった費用など、通常療養のために必要なものが含まれ、傷病が治ゆ(症状固定)するまで行われることになります。


療養(補償)給付関連条文

<労働者災害補償保険法>
第十三条  療養補償給付は、療養の給付とする。
第2項  前項の療養の給付の範囲は、次の各号(政府が必要と認めるものに限る。)による。
1  診察
2  薬剤又は治療材料の支給
3  処置、手術その他の治療
4  居宅における療養上の管理及びその療養に伴う世話その他の看護
5  病院又は診療所への入院及びその療養に伴う世話その他の看護
6  移送
第3項  政府は、第一項の療養の給付をすることが困難な場合その他厚生労働省令で定める場合には、療養の給付に代えて療養の費用を支給することができる。

第二十二条  療養給付は、労働者が通勤(第七条第一項第二号の通勤をいう。以下同じ。)により負傷し、又は疾病(厚生労働省令で定めるものに限る。以下この節において同じ。)にかかつた場合に、当該労働者に対し、その請求に基づいて行なう。
第2項  第十三条の規定は、療養給付について準用する。






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